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自分を幸せにするためのカラーセラピー

斎藤一人さんに学ぶ「我慢しない生き方」

我慢しない生き方を学ぶ

SNSなどでは(SNSだからこそ?)これでもか!というほど様々な「我慢」を目にします。
多かれ少なかれ、ほとんどの人が抱えている「我慢」。
それが少しでも軽く、付き合いやすいものになるような1冊をご紹介します。

斎藤一人 我慢しない生き方

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斎藤一人さんは「銀座まるかん」の創業者で、長者番付1位・納税日本一にもなったことがある実業家です。

我慢している方がラクだって人もいるんだよ。こういう人は、我慢という難物に挑戦しているんだね。そのままでもいいんだよ。人はそれぞれなんだ。

「我慢しない方がいい」「我慢しないほうが万事上手くいく!」という考えを押し付けることなく、我慢したい人はそれもそれでいいんだよと尊重されています。
どうしたいのかを自分の意志で選ぶということが大切ということですね。
だけど、何かを上手く進めるための手段として「我慢」を選んでしまっている人には、ちょっとストップを。
我慢しなくても上手くいっている人はいるよ、と教えてくれています。

「四方よし」の考え方

第一に「神が喜ぶこと」
第二に「人のためになること」
第三に「自分のためになること」
そして最後に「世のためになること」

これを「四方よし」の考え方と言うそうです。
ビジネスで上手くいくための考え方として紹介されていましたが、すべてのことにおいて言える考え方だと思いました。
我慢してしまう人って、子供のためにとか同僚のためにと考えすぎてしまって、「自分さえ我慢すれば…」という思考になってしまいがちではないでしょうか?
それではダメ、「自分のためになること」も上手くいくためには犠牲にしてはいけないのです。

とはいえ、「世のため」ってそんな大それたこと出来ない…
はい、私もそう思います 笑。
それにも一人さんは「基本は自分の機嫌を取って、笑顔でいること」でいいと仰ってます。
それで周りが和むから、そういう小さな積み重ねが世の中を良くしていくから。

波動が高ければ「あり」

我慢している人も、生き方が間違っているワケじゃない。
波動が高ければ、我慢もアリなんだ。

「我慢強いから、そのおかげで絶対良くなる」と思えるならOKという考え方。
「~だから困る」じゃなくて「~だから成功しちゃう」に変換してしまう。
魔法の呪文のように、何だか許された気になりませんか?

我慢しない生き方のポイント

本書で挙げられている「我慢しない生き方のポイント」を8つご紹介します。

Point1:好きなことをやると上手くいくと信じてみる

信じるって難しいですよね。自信がないとなかなか…
最初は半信半疑ぐらいでいいと思います。
根拠のない自信。それは根拠のある自信よりも強固なんです。

Point2:イヤだと思ったら心にためないでハッキリ伝える

嫌なことを溜め込んでいると相手を恨むことになる。そうなる前に伝える。
それってとても勇気のいることです。
でも自分の気持ちを大切にしてあげることって自分を好きになる第一歩だと思うんです。
誰よりも一番自分の身近にいるのは自分。
一番身近な人に粗末に扱われている自分なんて可哀想でしょう?

Point3:イヤなことはしなくて良い、得意なことでカバーする

なんだか自分勝手なようにも聞こえなくもないですが 笑。
自分の得意が周りの誰かを救うかもしれない。誰かの凹の部分にハマるかもしれない。
そこから上手くいくことだってある。

Point4:上司でも目上の人でも怯まない

喧嘩しろ、ということではありません。
正当な主張は良い関係を築くためにも伝えるということ。爽やかに、軽やかに。
「爽やかに可愛く波風を立てること」が反撃のポイントだそう。
「それはちょっと傷ついちゃいます。」
「すみません、もう少し柔らかく言ってもらえますか?」
それでもダメなら嫌われても、嫌ってもいい。
イヤな人からはイヤがられた方がいい。
一番可愛い自分を守らなきゃいけないから。

Point5:つらいときは楽しい妄想をする

なぜか心配事ほど現実に起こったりしませんか?
引き寄せの法則ってやつですね。
ワクワク楽しい気分でいれば、ワクワク楽しいことが引き寄せられるし、イライラや不安に凝り固まっているとそんな未来が迫ってきます。
「笑う門には福来たる」とずっと昔の人も言っている事実です。

Point6:自分のやりたい方向へエネルギーを注ぐ

Point3と似ていますね。
小川に小さな小さな小石を1つポトンと投げ入れるとちょっとだけ流れが変化します。
そんなイメージで、とりあえずやってみることで起きる変化。
それが後の大きな変化につながるというのはよくある話。

Point7:つらいと思う仕事も自分で工夫すると楽しくなる

ちょっとスピリチュアルな話になりますが、波動の高い・低いを表すエイブラハムの「感情の22段階」でも、自分の裁量で行動すること(エンパワーメント)が最も波動の高い行為であるとされています。
愛や自由、喜びに並んで第1位にです。
仕事=つらいこと、と反射的に陥りがちですが、本当にそうなのか疑ってみる余地は大いにあるのかもしれません。

Point8:「自分がやらなきゃ」という概念をぶち壊す

これは自分だけがやらなくても良い、ということです。
助けを求めることに寛容に。
頑張ることにも抜くところ、やるところと緩急をつけて。

まとめ

良い意味で自分優先であること、それが結果すべて上手くいくためのスタート地点なんだと思います。
我慢を積み重ねれば、きっといつかは上手くいく。そういう呪縛から逃れること。
「天国言葉」として紹介されていた「愛しています」、「ついている」、「うれしい」、「楽しい」、「感謝しています」、「幸せ」、「ありがとう」、「許します」を普段から意識して使うことで自然とそれが叶う。
言葉は誰かに発せられるものなので、受けた周りの人も必然的に巻き込んで良い空気が出来る。
そんな好循環が生まれ、「我慢」が薄まっていきますように。

本書では対子供、対友人、対パートナーなどにこんなこと言われたら?こんな言葉が出そうになったら?の具体例も挙げられています。
我慢することから抜け出した、良い人を演じるのをやめたなどの実体験も紹介されているので、気になった方は手にとってみてください。

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